
ブラウザとはWebページ(ホームページ)を閲覧するためのアプリケーションです。「ブラウザって何?」と思われた方はおそらくマイクロソフトのIE(インターネットエクスプローラー)をお使いかと思われます。このブラウザにも色々な種類のものがあります。もしホームページ制作を取り組まれようと思うならブラウザについても勉強しておきましょう。
【ブラウザの種類】
IE(Internet Explorer)
Microsoft社のブラウザです。WindowsのPCの購入すればデフォルトでインストールされています。現在の最新バージョンはIE9です。使用者約55%
Firefox
Mozill Japanのブラウザです。使用者約21%
Google Chorome
Googleが作った速いブラウザ。W3Cが推奨している厳密型による表示でもあるので是非利用して欲しいブラウザです。急速にシェアを伸ばしています。使用者約12%
Netscape Navigater
Netscape社のブラウザ。初めにWebブラウザを販売していた会社です。使用者約7%
Safari
Apple社のブラウザ。iPhoneをお持ちの方なら分かると思いますがデフォルトでSafariが入っていますよね。スマートフォンの普及により今後伸びてくるのではないでしょうか。使用者約2%
Opera
Opera社のブラウザです。使用者約2%
※使用者%は世界規模での値です。(2011年データ)現在はおそらくGoogle Choromeが伸びていると思われます。テレビCMもしていましたしね。
Webブラウザはインターネットが普及していなかった頃、Netscape社が有料で販売していました。その後マイクロソフトがWindowsに標準でIEブラウザを無料で提供し始めました。そのためブラウザは無料が当たり前になったわけですね。そりゃ誰でも無料の方がいいですよねぇ〜って事で多くの方がIEに流れていきました。
今では約50%まで使用率が下がりましたが、一昔前は殆どの方がIEを利用していましたよ。
この無料化がきっかけで第一次ブラウザ戦争が起こったわけです。インターネットがまだあまり普及されなかった頃、ホームページの表現はあまりできませんでした。そこでより表現力をつけるためにブラウザ独自のタグが作られるようになっちゃったんです。
例えば<font>タグなどです。これはW3Cが定めたものではないのでいわゆる非推奨タグです。他にもブラウザ独自のタグが一般普及してしまったため、ブラウザを変えてみるとスタイルが崩れてしまうサイトも発生してきました。
もしこれからWebサイトを制作するなら必ず厳密型(W3C推奨)でホームページ制作を行うようにして頂きたいです。当サイトは厳密型でのサイト作成を解説していきますので宜しくお願いします。
厳密型でWeb制作を行えばどのブラウザで見ても表示が同じなので、ページスタイルが崩れる心配がありません。HTMLを正しく理解していないと後で取り返しのつかないことになるかもしれません。基本的な事からしっかり勉強することをお勧めします。
では、なぜ非推奨タグが使えるブラウザ(IEなど)があるのでしょうか?それはあまりにも多くの人が非推奨タグを一般的に使うようになったためです。いきなりこれらのタグを反映しなくなると表示できないホームページが無数に発生してしまいますよね。だから現在でも使えるんです。しかし、使えるからといって使っていたら、他のブラウザでは表示できないこともあります。必ず推奨タグを使うようにしていきましょう。